2期目の業績予想とこれまでで気づいたことまとめ 2017年7月21日

思いついたときに、書きたくなったときに、

今のまんまの自分の状況をweb上にメモを残していこうと思ってタイピングしている。

断っておくが、内容と愛犬の写真は、全く関係ない。


きっといつか振り返ると、「しょぼいな自分、、、」とおもって懐かしめるように。

金曜夜に書いているが、みんな飲んでるだろう。

全然読まれなくとも、それはそれで趣深い。笑



1期目が終わり、2期目の進捗

さて。

会社を設立したのが2016年4月28日。

前にも書いたけど、たまたま僕がいた㈱AMoAdと同じ設立日。


決算は、今後のことを考えて3月末締めに変更し、4月から2期目が始まっている。

2期目の4ヶ月目。既に2期目の1/3が終わってるという状況が、今。


やっとこさ、自宅を離れ、7月上旬にちっこめなオフィス

(といってもただの1K35平米の賃貸マンション)

を借りれる感じになってきて。

なんかウィッシュリストとか作っても見たんですが、

結局ほとんど自分たちで揃えてしまった。。


一応住所乗っけとこうかな。いや、辞めとこ。超親切な方、メッセお待ちしてます。


2期目以降の事業の話

事業としては、インターネット広告関連の事業ひとつと、

子供服のメディアを運営中で、その2つで売上がたっている状況。


加えて、ソーシャル・動画EC関連の事業を開発中、といったところ。


スポーツに関する事業は、いつか必ずやろうと思っている。

が、自分に足りないものが多すぎると感じたのと、

やるなら大きく業界を動かすようなものをしたいと感じたため、

今は得意領域で勝負することにして4-5ヶ月経つくらいの感じです。


売上とかの話

売上はというと、1期目に比較すると良いペースで伸びてきていて、

おそらく、1期目の売上を来月には越え、

2期目は1期目比較で400%成長くらいにはなりそう(もっと行きたい)。

そして3期目には、それの3倍くらいにはしたいと思っている。


3期目の仕込みとして、ソーシャル・動画EC関連事業を

僕が今メインでやっているという状況。


アパレルブランド、インテリア/雑貨の方々をターゲットとし、

サービスは既にβ版リリース済みで、竹林自身で触りながら、

リリースに向けて改善開発をし続けている毎日。


従業員数の話

メンバーはと言うと、中心メンバーが4人、関わる人達は10名程度に。

中心メンバーが良いメンバーで、

しっかりと仕事が前に進んでいる手応えがある感じが◎。



これまでで学んだ、大事なことリスト

さて、そんなこんなで、

ここまでの道のりで学んだことを、箇条書きで書いておくみたいなコンテンツをやるっす。

できるだけカッコつけずに、生々しく書ければ良いなと思ってる。


これから起業する人や、しようと思ってる人の参考に

少しでもなればいいな、なんてお節介をしている。




①一人でやるより、"絶対に"二人以上の方がいい。

"絶対に"と強調したが、これはもう断言できるレベルだと思っているから、あえて。

一人でやっていると、フリーランスや独立とあんまり変わらないような

動きになってしまいがちだった。


つまり、時間の切り売り。


これでは、前職と同等もしくはそれより多い給料を稼ぐことはできても、

それを継続的且つ成長性のある形にするのは難しい上に、

全く自分が成長してる実感がなかった。


当然独立して成長している人もいる。

ただ僕は会社として大きくしたいと思っているから、とても焦っていた。


複数人で初めてみて感じたそのメリットは、


「議論できること(質)」、

「時間の使い方が掛け算になること(スピード)」、

「寂しくならないこと(継続性)」。


これだけで格段に、質もスピードも継続性もあがる。



②かっこよく言うところの「PMF」は結構長い間続く。

PMFとはProduct Market Fitの略。

当初想定したサービスが出してみると市場ニーズと乖離していて、

サービス内容や価格やターゲットなどを調整していく作業。


これは意外と結構長く続く。


そのため、一部の時間の切り売りでもいいし、

銀行からの調達でもいいし、エクイティファイナンスでもいいし、

しっかりとした時間稼ぎ的な安心感はやっぱり必要だった。

もしくはそういう立ち位置の事業があると尚いいかも。


ここはVCの方々とは意見が割れるところだと思うが、

僕は調達できるネタもなかったので、自力でどうにかするしかなかった。


話を戻すと、やはり営業する際も、

PMFをやっているという意識でやっているか、

矢継ぎ早にあれこれ営業しているかでぜんぜん違う。


あくまで、PMF→型化→拡大・・・という流れを前提にすることが重要。

でないと、営業が投資時間ではなく浪費時間に成り下がってしまう



③意外と少人数でも売上・利益ともに伸ばせる。

現在の中心メンバーは4人だが、この規模でまだまだ行けると考えてるし、

うちのメンバーもそう思っているはず。


意外と売上も利益も、工夫すれば伸ばせるね、という実感を持て始めている。


前提として、繰り返すが、

僕は会社の規模を大きくしたいと考えている人間である。


それは売上も人数も両方。


売上は行動量、利益は工夫だ。


とにかく売上を伸ばすには、

1つの型ができたらひたすらに人を増やしていけばいい、

という経営の考え方もできる。


ただ、ギリッギリまで少人数でやるという制約を設けることで、

知恵を使い工夫をするようになる。


極限まで工夫した上で型とし、

それを拡大したほうが利益率的にはそりゃいいに決まってる。


すぐ採用しなきゃ!なんて思っていると、

いつまでたっても利益が出てないなんてことも平気であり得るから、

僕の状況なんかでいうと、知恵を絞り少人数でしっかり回せる仕組みを作るのが先だった。



④経営のスタイルは様々あっていい。だが、鉄板フレームワークは真似たほうがいい。

僕はスタイルみたいなものはまだないが、

「自分らしくいよう」というのはブラさないでおこうと思っているくらいだ。


世の中には、VCから調達する会社としない会社、

または上場を目指す会社と別のイグジットを目指す会社、

はたまたイグジットも目指さない会社。

それだけじゃない、本当に様々な”スタイル”みたいなものがあるように思う。


僕もなんかVCから調達できるような事業がないとダサいと思ったりしていた。


が、調達せずに利益を上げ伸ばし続けている会社は、それはそれですごいワケだ。


世の中には、街の看板の数だけ社長がいる。

有名な人のマネをしなくていいと、そう考えると自然に思えた。


創業時は特に、社長の性格がもろに反映されてると思う。

起業なんてのはそれでいいと気づいた。


そもそも社会不適合者が自分が働きたいように働くからやるものだし、

世に無いサービスを誰もやらないから自分でやろうって思うわけだし。それでいい。


ただ、「事業を伸ばす」ことについては別だ。


先人たちがたくさんのフレームワークと言うか、型を用意してくれている。

たとえばリクルートさんがその最たる例。


この本なんかにはそのナレッジの根幹部分がよく書かれている。

リクルートの すごい構“創”力 アイデアを事業に仕上げる9メソッド


あと忘れたがHotpepperについて書いてた本もすごく良かったような記憶がある。

他にもたくさんリクルート関連の本はある。


もう、いざ自分で事業をやってみると、ほんとうに参考になる話ばっかりだった。

会社が伸びてきて八重洲の方に向かって手を合わせるレベル。


たくさんの先人から、有効な型を学ぶことは、

良きショートカットになる。


早くこの本に出会うべきだったし、真似るべきだった。



⑤正社員として働いた期間は、めちゃくちゃ活きている。

「若者は起業しろ!」という論調が流行っているが、

ぶっちゃけどっちでもいいと思ってる。


あくまで僕の場合は、サイバーエージェントに入れてもらい、

(抜擢要員だったと思うが)新規事業や子会社をやらせていただいて、

そこで経験できたことや、知り合った人々は、今とても活きていると感じている。


入っていなかったらこんなにスムーズに会社をやれていない。


僕は一度会社に入ってよかったパターンの人だ。


でも、確率論的には、

そんな経験をデキる人ばかりではないくらい幸運だったこともわかっている。


ただしそこまでではないにせよ、

業界を深く知ること、その業界の知り合いを多く作ること、

スキルを身につけることなどの目的が明確であれば、

大きな会社の看板を背負うことは、この上なく便利だ。



⑥時間への考え方、お金への考え方がめちゃくちゃ変わった。

先に結論を言うと、時間&お金への考え方が、浪費→投資に変わったということ。


サラリーで生活している間は、お金の入りの上限が決まっているので、

使う内容を引き算で考えがちだ。(じゃなければ浪費家である)


引き算で考えると、どうしても投資に回す分はちょろっとになる。

そうなると、当然投資効果もちょろっとになる。

結果、ほとんどサラリーを浪費している生活であることは変わらない。


会社をやり始めてからは、

時間とお金の使い方で、いくらでもレバレッジがかかることに気付かされた。


つまり自分の役割は「仕組みを作る」ということ。


仕組みを作ることがメインの仕事なので、

浪費っぽい時間があったらすぐ仕組み化して外に出す。

これを僕自身がやり続けることで自然と業績は伸びる。


全てのピラミッドのサイズは、

責任者の仕組みづくりのキャパシティから始まっている。


勘違いしてほしくないのは、

これは社員として働いてる人にも言える。

プレーヤーだろうが、マネージャーだろうが責任者だろうが、

子会社の社長だろうが、仕組みを作りレバレッジをかけるべきだ。


お金と時間の相関性を最近とても意識するようになった。



これから

とまぁーーー長ったらしくなったが、この1年半で本当にたくさんのことをマイペースで学んできた。少なくとも時間の考え方が劇的に変わった今、過去の自分より成長確度は上がっていると感じている。あくまで自分らしく、それでいて真っ当に勝負し続けるスタイルでやり続けたいと思う。


しばらく期間が空いたので長くなったけど、今後は小出しにしようとおもう。


最近の僕はこんな感じでした。



何だこのブログ。笑


2017.7.21

LOBのタケバヤシのブログ

株式会社LOB(エルオービー)の代表をしております竹林です。個人をエンパワーメントする事業を、今後たくさん作っていきたい、そのビジョンに共感してくれる人と共に仕事をしていきたいです。

Take-ba

株式会社LOB(エルオービー)
株式会社Appeleven(アップイレブン)
代表取締役社長
株式会社AMoAd 取締役

~経歴~
2010年度
株式会サイバーエージェント 入社
インターネット広告代理事業部門 営業
スマートフォンアドネットワーク”AmeAd”の立ち上げ

2011年
スマートフォン広告販売専門事業部 事業責任者
インターネット広告事業本部総会 ベストプレイヤー賞 受賞

2012年
インターネット広告事業本部 営業局 局長
CyberAgentグループ総会 ベストマネージャー賞 優秀

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